太陽光の熱作用による室内温度上昇を軽減することで省エネ効果がある遮熱機能や、
室内の家具や畳、フローリングなどの日焼け防止に効果的なUVカット機能が備わったカーテンをご紹介します。
夏に備えてカーテンも衣替えしませんか?
カーテンは生地の仕様で採光、調光、遮音、遮蔽などの機能があります。 こうした生地自体の機能に加えて、健康・衛生面や安全性への配慮からさまざまな加工が施されたカーテンが販売されています。
遮熱レースカーテンとは、太陽光による熱を遮る機能を持ったカーテンです。 素材に遮熱糸を使用した生地などを使用し熱を遮断します。
遮熱レースは、(一社)日本インテリアファブリックス協会の統一基準です。
一般社団法人日本インテリア協会(NIF)が表示共同化のために統一し商標登録したマークです。
表示の基準は一般社団法人日本インテリア協会(NIF)によって以下の通りとしています。
一般のシアーカーテンと比較して、節電対策上の相対的効果が認められ、遮熱率、遮光率の判定基準に適合するシアーカーテン及び布製ブラインドに表示することができる。https://www.nif.or.jp/mark
カケンレフランプ(インテリア)法
遮熱率 25%以上(小数点第1位四捨五入) 遮光率 99.4%未満(採光率0.6%以上)
遮熱レースカーテンを使用すると、室温の温度上昇が抑えられるのはもちろんのこと、以下のようなメリットもあります。
遮熱レースカーテンは、室温の温度上昇を抑えられ、以下のような場所におすすめです。
遮熱レースカーテンは、夏の室内環境を整えるのに最適のアイテムといえますが、 冬にも効果的です。 遮熱レースカーテンは、織り目・編み目を細かく詰めたり、生地に厚みを持たせたり、 生地裏などに特殊なコーティングを施すなどで、 熱気を通しにくくし、遮熱効果を高めています。 この構造は、熱気だけでなく冷気も通しにくく、 窓ガラスとカーテンとの間に空気の層が作ってくれます。 この空気の層が断熱材として機能し、 カーテンの内側と外側とでは熱が通り抜けにくくなる効果が得られ、 夏は外からの熱気を防ぎ、冬は室内の暖気を外に逃しにくくなります。 外気熱を反射する遮熱という機能だけを見れば、 冬には貴重な太陽熱を遮ることで室内が寒くなってしまいそうですが、 実は室内の暖気を逃さないようにしてくれて、暖房の効率も上がります。
遮熱カーテンにはドレープカーテンもありますが、 どちらを選ぶのが良いか悩ぶ場合は、用途を考えて選ぶ事をおすすめします。 外の光を程よく採り入れつつ熱を防ぎたいという場合はレースカーテンがおすすめです。 また、冬に室温を維持するために使いたい場合でも、 日中から夜間まで閉めたままにしておけるレースカーテンは使い勝手が良いといえます。 遮熱レースカーテンでは防ぎきれないほどの強い熱気を感じる場合や、 冬に窓辺から強い冷気を感じる場合は、ドレープカーテンを選ぶのがおすすめです。 もちろん、ドレープカーテン・レースカーテン両方を遮熱カーテンにすることも可能です。 ドレープカーテンとレースカーテンを一緒に閉めると、 ドレープカーテンとレースカーテン、レースカーテンと窓、 それぞれの間にある空気が断熱材として働き、熱の通り抜けを防いでくれます。
夏の室内環境を整えるのに最適のアイテムである遮熱レースカーテンをご紹介しました。 冬にも効果的な遮熱レースカーテン。 快適に過ごせることはもちろん、節電対策にもなります。 この機会に、機能性にもこだわったカーテン選びをしてみてはいかがでしょう。